デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「遠藤允信」の解説 遠藤允信 えんどう-さねのぶ 1836-1899 幕末-明治時代の武士,神職。天保(てんぽう)7年生まれ。19歳で陸奥(むつ)仙台藩の奉行(家老職)となる。藩論を尊攘(そんじょう)にみちびこうとし,佐幕派に敗れ文久3年閉門。維新後奉行にもどり,戊辰(ぼしん)戦争後の処理にあたる。その後平野神社,塩竈(しおがま)神社などの宮司(ぐうじ)をつとめた。明治32年4月20日死去。64歳。通称は文七郎。号は睡竜斎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by
朝日日本歴史人物事典 「遠藤允信」の解説 遠藤允信 没年:明治32.4.20(1899) 生年:天保7(1836) 幕末の仙台藩士。文久2(1862)年藩主に先行して上洛,尊攘運動の空気に染まり帰藩,閉門。戊辰戦争で藩が新政府に降伏したのち,藩政の指導に当たる。のち明治政府の待詔院(建白受理機関)出仕,仙台藩権参事を務めた。 (井上勲) 出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報 Sponserd by