遠藤元男(読み)エンドウ モトオ

20世紀日本人名事典 「遠藤元男」の解説

遠藤 元男
エンドウ モトオ

昭和・平成期の日本史学者 元・明治大学教授;元・荒川区文化財保護審議会会長。



生年
明治41(1908)年2月11日

没年
平成10(1998)年7月22日

出生地
東京市牛込区新小川町(現・東京都新宿区)

別名
筆名=福島 信夫(フクシマ シノブ)

学歴〔年〕
東京帝国大学文学部国史学科〔昭和6年〕卒

学位〔年〕
文学博士(明治大学)〔昭和40年〕

経歴
東京の高等女学校教諭を経て、昭和26年武蔵野高校教諭、28年金沢大学教授、33〜48年明治大学教授、51〜54年東京電機大学教授を歴任。この間、35年日本風俗史学会創立に参加、常任理事。著書に「職人の歴史」「日本職人史の研究」(全6巻)などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「遠藤元男」の解説

遠藤元男 えんどう-もとお

1908-1998 昭和-平成時代の日本史学者。
明治41年2月11日生まれ。金沢大,明大,東京電機大の教授を歴任。庶民生活史を研究。古代から近世にいたる職人史の研究に成果をあげた。平成10年7月18日死去。90歳。東京出身。東京帝大卒。筆名は福島信夫。著作に「日本職人史の研究」「女性文化史」「近世生活史年表」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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