適格消費者団体(読み)テキカクショウヒシャダンタイ

デジタル大辞泉 「適格消費者団体」の意味・読み・例文・類語

てきかく‐しょうひしゃだんたい〔‐セウヒシヤダンタイ〕【適格消費者団体】

消費者団体うち内閣総理大臣認定を受けたもの。消費者全体を代表し、その利益擁護のために差し止め請求権などを適切に行使できることが要件。平成18年(2006)に改正された消費者契約法で規定される。→消費者団体訴訟制度特定適格消費者団体

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「適格消費者団体」の意味・わかりやすい解説

適格消費者団体
てきかくしょうひしゃだんたい

不当な契約勧誘被害にあった個人にかわって、事業者契約条項変更や勧誘の差し止めを請求することを認められた消費者団体。消費者団体訴訟制度に基づき、内閣総理大臣が認定する。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android