遵化鉄廠(読み)じゅんかてつしょう(その他表記)Zun-hua tie-chang; Tsun-hua t`ieh-ch`ang

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「遵化鉄廠」の意味・わかりやすい解説

遵化鉄廠
じゅんかてつしょう
Zun-hua tie-chang; Tsun-hua t`ieh-ch`ang

中国,明の官営製鉄所。永楽初め (1403) 頃に河北省遵化県に開設されてから万暦9 (1581) 年に廃止されるまで,一時的な断絶はあるが,最も長期間にわたり継続された。政府監督を受け,地元の軍民を徴用して砂鉄を精錬し,年間 30万斤 (約1万 8000t) の錬鉄を生産し,北京の官営軍需工場に兵器生産の原料を供給した。明初の官営製鉄所は,洪武末期にほとんど民営に移管されたので,明代を通じて遵化鉄廠は官営企業の代表的なものであった。

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