遵化(読み)じゅんか

日本大百科全書(ニッポニカ) 「遵化」の意味・わかりやすい解説

遵化
じゅんか / ツンホワ

中国、河北(かほく)省東部の県級市。西は天津(てんしん)市に、北は万里長城に接し、唐山(とうざん)地級市に属す。人口75万4000(2014)。華北(かほく)平野と燕山(えんざん)山地の移行地帯にあり、華北と内モンゴルや東北地区とを結ぶ交通路上の要衝で、馬蘭峪関(ばらんよくかん)、羅文峪(らぶんよく)など歴史的に有名な関隘(かんあい)がある。大秦線(大同(だいどう)―秦皇島(しんこうとう))などが通じる。鉄鉱石の埋蔵量が豊富で、鉄鋼業が盛ん。農業は小麦やトウモロコシコウリャンなどを主とし、果樹も栽培されている。

 馬蘭峪には、保定(ほてい)市易(えき)県にある清西陵(しんせいりょう)に対する清王室の陵墓である清東陵があり、2000年にはユネスコ(国連教育科学文化機関)により「明(みん)・清王朝の皇帝陵墓群」の構成資産として、世界遺産の文化遺産に登録された(世界文化遺産)。湯泉郷には、唐代に発見されたという温泉がある。

[秋山元秀・編集部 2017年3月21日]

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