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秦皇島 しんのうとう

大辞林 第三版の解説

しんのうとう【秦皇島】

中国、河北省の北東部の渤海に面する港湾都市。石炭・石油を積み出す。海水浴場と東北に山海関があり、観光都市としても有名。チンホワンタオ。

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百科事典マイペディアの解説

秦皇島【しんのうとう】

中国,河北省北部,山海関南方にある都市。天然の良港で不凍港。京哈線(北京〜ハルビン)に沿う。開【らん】(かいらん)炭などの輸出港で,築港は1925年完成した。セメントなどの工業のほか商業も盛んである。
→関連項目中華人民共和国

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世界大百科事典 第2版の解説

しんのうとう【秦皇島 Qín huáng dǎo】

中国,河北省北東端の市。人口52万(1994)。伝説では始皇帝あるいは唐の太宗の駐(ちゆうひつ)の地とされるが信をおきがたい。清末まで澡塘子と呼ばれる渤海沿岸の一寒村だったが,水深6mの天然の良港で,冬も凍結しないので,1898年(光緒24)列強により開港場とされ,開灤炭(かいらんたん)の積出港となった。1949年市制施行。海港,北戴河,山海関の3区を包含する。港は石炭のほか,パイプラインで送られてくる大慶の石油の積出港でもある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

秦皇島
しんこうとう / チンホワンタオ

中国、河北(かほく)省東端の地級市。東は遼寧(りょうねい)省に接する。山海関(さんかいかん)区など4市轄区、2県、1自治県を管轄する(2016年時点)。人口295万1000(2014)。市名の由来は、秦の始皇帝が駐屯したという伝説による。燕山(えんざん)山地が海に迫り、華北と東北の自然の境界をなし、明(みん)代に山海関が置かれ北方防衛の要衝とされ、万里の長城の東の起点となった。また海岸は冬季にも凍結しないため、清(しん)代に貿易港が開かれ、隣接する唐山(とうざん)市の石炭が輸出された。いまは東北の大慶(たいけい)油田からパイプラインが引かれ、石油の積出し港になるとともに、機械、建築材料工業が発達している。1984年には国務院(日本の内閣にあたる)により沿海対外開放14都市の一つに指定された。京哈(けいは)線、津秦高速鉄道(天津(てんしん)―秦皇島)など6本の鉄道が通る。市の南西の北戴河(ほくたいが)海岸は、中華人民共和国の成立前から外国人の避暑地として開発され、現在も保養観光地として有名。[秋山元秀・編集部]

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