選ばれし人(読み)えらばれしひと(その他表記)Der Erwählte

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「選ばれし人」の意味・わかりやすい解説

選ばれし人
えらばれしひと
Der Erwählte

ドイツの作家トーマス・マンの小説。 1951年刊。ハルトマン・フォン・アウエの作品を手掛りにグレゴリウス伝説に取材して恩寵の奇跡を描いたもの。2重の近親相姦の罪を負ったグレゴリウスが,17年にわたる贖罪の苦業を経たのちに,神の恩寵によって教皇に選ばれるという物語で,近親相姦を深層心理的に現代の問題としてとらえつつ,人間性回復の希望を託した作品。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 ハルトマン

1 カキノキ科の落葉高木。また、その実。山地に自生するが、古くから栽培される。よく分枝し、葉は短楕円形で先がとがり、光沢がある。秋に紅葉する。初夏に白い雌花と雄花とが咲き、秋に黄赤色の実を結ぶ。実には...

柿の用語解説を読む