選好(読み)センコウ

精選版 日本国語大辞典 「選好」の意味・読み・例文・類語

えり‐ごのみ【選好】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「えりこのみ」とも ) 好きなものだけを選び取って、他を顧みないこと。えごのみ。よりごのみ。えらみこのみ。
    1. [初出の実例]「邸も売払ひ、山の手に移りしが、〈略〉尚ほ借家の体裁に選好(エリゴノミ)をなし」(出典細君(1889)〈坪内逍遙〉三)

より‐ごのみ【選好】

  1. 〘 名詞 〙 好きなものだけを選び取って、他を顧みないこと。えりごのみ。
    1. [初出の実例]「然んなに貴娼が病気の撰(ヨ)り好みを為すっちゃア困ります」(出典:落語・墓違ひ(1895)〈柳家禽語楼〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む