選好(読み)センコウ

デジタル大辞泉 「選好」の意味・読み・例文・類語

せん‐こう〔‐カウ〕【選好】

[名](スル)複数選択肢の中から好みに応じてあるものを選ぶこと。「国民生活選好度調査」「女性選好する住環境

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「選好」の意味・読み・例文・類語

えり‐ごのみ【選好】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「えりこのみ」とも ) 好きなものだけを選び取って、他を顧みないこと。えごのみ。よりごのみ。えらみこのみ。
    1. [初出の実例]「邸も売払ひ、山の手に移りしが、〈略〉尚ほ借家の体裁に選好(エリゴノミ)をなし」(出典細君(1889)〈坪内逍遙〉三)

より‐ごのみ【選好】

  1. 〘 名詞 〙 好きなものだけを選び取って、他を顧みないこと。えりごのみ。
    1. [初出の実例]「然んなに貴娼が病気の撰(ヨ)り好みを為すっちゃア困ります」(出典:落語・墓違ひ(1895)〈柳家禽語楼〉)

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