遺孼(読み)いげつ

精選版 日本国語大辞典 「遺孼」の意味・読み・例文・類語

い‐げつヰ‥【遺孼】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「孼」は、ひこばえ。切った草木の根や株から生え出た芽 )
  2. 死後に残された妾腹(めかけばら)の子。正統ではないが血をひくもの。
    1. [初出の実例]「遺孼猶在、至漢再熾」(出典語孟字義(1705)下)
  3. 滅びた家の血統をひくもの。また、残党余孼
    1. [初出の実例]「余燼遺孽。逆心長滅」(出典:本朝文粋(1060頃)四・貞信公辞摂政准三宮等表〈大江朝綱〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む