遺跡探査法(読み)いせきたんさほう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「遺跡探査法」の意味・わかりやすい解説

遺跡探査法
いせきたんさほう

最も基本的な方法は,地表遺物の散布している地点を地図上に記録し,採集した遺物の種類や時代を記載するもので,表面採集法と呼ぶ。遺跡の範囲がおおむね把握され,遺構が浅い場合には,ボーリングステッキで地面を突き刺し,貝層の範囲や礎石石室の有無を確認するボーリング法が用いられる。写真判読法は,航空写真上に偶然写った地下遺構を,乾湿や植生の変化から読み取るもので,古墳周溝の痕跡,城館址の堀や条里田の分布調査に有効である。電気探査法は,地中電流を通し,地層の違いや乾湿によって生じる電気抵抗差を読取り,地下遺構の所在を知る方法で,古墳主体部や住居址の探査に多く用いられる。磁気探査法は,焼物窯址 (かまあと) や製鉄炉のように強い火力を受けた遺構が,土壌中の強磁性物質がその時点の磁極方向に帯磁して磁気異常を示すのを探知し,その存在や規模を推定するものである。

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