( 1 )「去る」の他動詞用法「遠ざける」の意味から、さらに積極的に対象を避けたり、拒んだりする意味に転じたもので、元来同源の語。
( 2 )類語に「さく」「よく」があるが、不可避の意味を表わす場合には、「えさらず」の形で「さる」が用いられた。
( 3 )中世以降は衰えて、「さりがたし(避難)」などの形に限って用いられるようになるのに対して、「よく(よける)」「さく(さける)」は、その動作の対象を表わす語などに違いはあるものの、今日まで引き続き用いられている。
〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...