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避病院(読み)ヒビョウイン

デジタル大辞泉 「避病院」の意味・読み・例文・類語

ひ‐びょういん〔‐ビヤウヰン〕【避病院】

法定伝染病伝染病予防法規定)の患者隔離収容していた伝染病院通称。平成11年(1999)の伝染病予防法廃止、感染症予防法施行以降は、この呼称は使用されなくなった。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「避病院」の意味・読み・例文・類語

ひ‐びょういん‥ビャウヰン【避病院】

  1. 〘 名詞 〙 平成一一年(一九九九)に廃止された伝染病予防法が定めた法定伝染病にかかった人を収容、治療した病院。伝染病患者を隔離収容した病院。
    1. [初出の実例]「去る六日午前四時頃虎列剌病を発し〈略〉避病院には入らずして」(出典:朝日新聞‐明治一八年(1885)一一月一〇日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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