共同通信ニュース用語解説 「避難所と感染症」の解説
避難所と感染症
災害で被災者が身を寄せる避難所は、自治体が体育館や公民館などをあらかじめ指定する。過去には数カ月以上の生活を強いられた被災者もおり、雑魚寝をするなどの厳しい環境が「災害関連死」の要因とも指摘されている。換気や清掃が不十分な場合も多く、トイレや手洗い所が共用であることなどから感染症がまん延しやすいとされる。昨年10月の台風19号では福島県いわき市の避難所でノロウイルスの集団感染が発生。これまでの災害ではインフルエンザの流行や集団食中毒もたびたび起きている。
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