デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「那珂通辰」の解説 那珂通辰 なか-みちとき ?-1337* 鎌倉-南北朝時代の武士。建武(けんむ)3=延元元年南朝方にたち楠木正家をむかえて,常陸(ひたち)(茨城県)那珂郡瓜連(うりづら)城によって北朝方の佐竹貞義とたたかう。北畠顕家(きたばたけ-あきいえ)の援軍をえて,一時北朝方を圧倒するが,勢力を回復した貞義に瓜連城を攻められ,同年12月11日自刃(じじん)。常陸出身。通称は彦五郎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例