邪命(読み)じゃみょう

精選版 日本国語大辞典 「邪命」の意味・読み・例文・類語

じゃ‐みょう‥ミャウ【邪命】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。僧が、僧として不正とされる方法によって生活すること。乞食(こつじき)信施(しんせ)などによらず、俗人と同じような生業を営んで、生活の糧(かて)を得ること。じゃめい。
    1. [初出の実例]「もし豊屋をえたるは、邪命(じゃみゃう)にあらざるなし」(出典正法眼蔵(1231‐53)行持)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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