郊墟(読み)こうきょ

精選版 日本国語大辞典 「郊墟」の意味・読み・例文・類語

こう‐きょカウ‥【郊墟】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「墟」は丘の意 ) 野原や丘。野山
    1. [初出の実例]「窓洒新涼欲夜初、忽疑微雨度郊墟」(出典:梅渓稿(1521‐28頃)夜涼疑有雨)
    2. [その他の文献]〔韓愈‐符読書城南詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「郊墟」の読み・字形・画数・意味

【郊墟】こう(かう)きよ

郊外丘陵地。唐・韓〔符(の子)、書を城南に読む〕詩 時、秋にして積雨霽(は)れ 新涼、郊墟に入る

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