日本歴史地名大系 「郷之瀬村」の解説 郷之瀬村ごのせむら 兵庫県:西脇市郷之瀬村[現在地名]西脇市郷瀬町(ごのせちよう)西脇村の北に位置し、村の西境を杉原(すぎはら)川が北西から南東に流れる。郷瀬・江之瀬とも記し、「ごうのせ」ともいう。小坂(こさか)町春日神社の天正五年(一五七七)九月二二日付の本殿造営棟札によれば、同社の社務を勤める比留田喜助吉治は当村の住人であった。慶長国絵図には「かうのせ村」と記載される。江戸期の領主の変遷は延享三年(一七四六)三卿の一橋領となるまでは西脇村に同じ。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報