郷之瀬村(読み)ごのせむら

日本歴史地名大系 「郷之瀬村」の解説

郷之瀬村
ごのせむら

[現在地名]西脇市郷瀬町ごのせちよう

西脇村の北に位置し、村の西境杉原すぎはら川が北西から南東に流れる。郷瀬・江之瀬とも記し、「ごうのせ」ともいう。小坂こさか町春日神社の天正五年(一五七七)九月二二日付の本殿造営棟札によれば、同社の社務を勤める比留田喜助吉治は当村の住人であった。慶長国絵図には「かうのせ村」と記載される。江戸期の領主変遷は延享三年(一七四六)三卿の一橋領となるまでは西脇村に同じ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android