郷射(読み)きょうしゃ

精選版 日本国語大辞典 「郷射」の意味・読み・例文・類語

きょう‐しゃキャウ‥【郷射】

  1. 〘 名詞 〙 中国古代の儀礼一つ。郷大夫が三年毎に一郷の人を集めて射を行ない、賢能者を王に献じたこと。また、州の長が春秋に民を集めて射を行ない、礼を習わせたこと。
    1. [初出の実例]「郷射の礼を行たぞ」(出典:史記抄(1477)二〇)
    2. [その他の文献]〔儀礼‐郷射礼〕

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普及版 字通 「郷射」の読み・字形・画数・意味

【郷射】きよう(きやう)しや

郷大夫が司る射儀の礼。〔礼記、郷飲酒義〕君子謂(いはゆる)孝とは~(こ)れを射に合はせ、之れを飮酒の禮にへて、孝弟の行ひ立つ。

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