普及版 字通 「酉(漢字)」の読み・字形・画数・意味
酉
人名用漢字 7画
(旧字)
7画
[字訓] さけ・とり
[説文解字]
[甲骨文]
[金文]
[字形] 象形
酒器の形。金文では酒の字に用い、その初文。〔説文〕十四下に「就(な)るなり。、黍(きび)る。酎酒(ちうしゆ)を爲(つく)るべし。古の形に象る」とし、古文一をあげるが、その字は用例をみない。十二支のとりに用いる。
[訓義]
1. さけ、さけの器。
2. とり、十二支のとり。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 ヲサム 〔立〕 ツク・クスリ・アク・トリ
[部首]
〔説文〕に酒・(醸)・配・(医)・など六十六字、重文八字、〔新附〕に・など六字、〔玉〕にはすべて百七十字を属する。すべて酒に関する字である。
[声系]
〔説文〕に声として・酒など五字を収め、酒を亦声とする。・酒はtziu、他は声である。
[熟語]
酉穴▶・酉月▶・酉室▶・酉沢▶・酉仲▶・酉▶・酉陽▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報