酌例(読み)しゃくれい

精選版 日本国語大辞典 「酌例」の意味・読み・例文・類語

しゃく‐れい【酌例】

  1. 〘 名詞 〙 別の点ではまったく異なる二つ事物について、二物に共通する性質に基づいて比較しながら、一つの事物にあることが他の事物にもあると推理すること。たとえば、石の大小という性質に基づいて比較しながら、心の大小を推理すること。比論
    1. [初出の実例]「今酌例に拠て之を明さば天の大風あり大雨あり陰(いんえい)あるが如し」(出典明六雑誌‐一六号(1874)愛敵論〈西周〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む