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配位結合 はいいけつごう coordination bond

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

配位結合
はいいけつごう
coordination bond

結合に関与する2個の原子価電子が一方の原子のみから供与される結合のこと。供与結合ともいう。配位結合は多くの錯体にその例がみられる。 (→配位化合物 )

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デジタル大辞泉の解説

はいい‐けつごう〔ハイヰケツガフ〕【配位結合】

錯体中の中心原子に対し、配位子がそれを取り巻いている形式の結合。中心原子との間に、配位子のもつ電子対が提供されることによって生ずる。供与結合。提供結合半極性結合

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百科事典マイペディアの解説

配位結合【はいいけつごう】

一種の共有結合であり,共有される電子対が二つの原子のうちの一方の原子の孤立電子対である場合をいう。たとえば一つの電子を・で表すとジエチルエーテルC2H5OC2H5と三フッ化ホウ素BF3の化学反応は図のような配位結合を形成している。
→関連項目化学結合シジウィック配位化合物

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栄養・生化学辞典の解説

配位結合

 共有結合の一つで,片方の原子の非結合電子対が,結合相手の原子に供与されると考えてよい結合様式.

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世界大百科事典 第2版の解説

はいいけつごう【配位結合 coordination bond】

化学結合の一種で,結合にあずかる2個の原子の一方のみが結合を形成する電子対を提供する場合をいう。通常1本の化学結合は,これにあずかる2個の原子が1個ずつの電子を提供し,その電子対をもって形成されるが,配位結合では一方の原子が電子を対で提供し,これを両原子が共有する形で形成される。たとえば,トリメチルアミン(CH3)3Nと三フッ化ホウ素BF3が反応すると,前者の窒素原子上の非共有電子対(孤立電子対)が結合に提供される。

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大辞林 第三版の解説

はいいけつごう【配位結合】

二個の原子のうち、一方の原子から提供された電子対を、他方の原子が共有することによって生じる化学結合。電子対を共有する点で、共有結合の一種と考えることができる。アンモニウム塩中や錯体の中心原子と配位子との結合などに見られる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

配位結合
はいいけつごう
coordinate bond

化学結合を表面的に、形式に従って分類したときの一形式。提供結合、半極性結合ともいう。一方の原子を中心として考え、その原子について方向性をもった結合のうち、結合に関与する電子が形式的に一方の原子からのみ提供されたと考えられる結合をいう。化学結合の本質からいえば、共有結合の一種で、共有結合的要素とイオン結合的要素をもっている結合である。すなわち、配位結合という特別の結合があるわけではないが、形式的にこのようによばれる。配位結合は錯体や多くの無機・有機化合物に認められる。[中原勝儼]

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世界大百科事典内の配位結合の言及

【化学結合】より


[化学結合の種類]
 化学結合には電荷の偏りぐあい,強弱など種々あるが,多くの化学的な事実から帰納的に大別するとイオン結合,共有結合,金属結合が重要である。そのほかに配位結合,水素結合,電荷移動相互作用など,また電気双極子や分極に基づく相互作用もある。さらにやや特殊なものとして一電子結合がある。…

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