精選版 日本国語大辞典 「配志和神社」の意味・読み・例文・類語 はいしわ‐じんじゃ【配志和神社】 岩手県一関市山目にある神社。旧県社。祭神は高皇産霊(たかみむすび)尊ほか二柱。日本武尊が天磐座山(蘭梅山)に創祀したのに始まると伝える。延喜年間(九〇一‐九二三)現在地に遷座。古称、火石輪(ほしわ)。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
日本歴史地名大系 「配志和神社」の解説 配志和神社はいしわじんじや 岩手県:一関市山目村配志和神社[現在地名]一関市山目 舘蘭梅(らんばい)山(一五一メートル、梅森山・磐倉山ともいう)東麓にある。祭神は高皇産霊尊・瓊瓊杵尊・木花開耶姫命、旧県社。創建の時期は不明。社名はかつては「はしわ」とよばれていた。社伝では日本武尊東征の折、当地に陣を布き難敵を討つため陣地近くの天岩座(あまのいわくら)山(蘭梅山)に登って高皇産霊尊など三神を祀り戦勝を祈願、この社が火石輪(ほしわ)神社とよばれた。これが当社の始まりとされ、のち社名は配志和という字に改められ、延喜年間(九〇一―九二三)山腹の現在地に移されたという。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報