酒井隆(読み)サカイ タカシ

20世紀日本人名事典 「酒井隆」の解説

酒井 隆
サカイ タカシ

大正・昭和期の陸軍中将



生年
明治20(1887)年10月18日

没年
昭和21(1946)年9月13日

出生地
広島県

学歴〔年〕
陸士〔明治41年〕卒,陸大〔大正5年〕卒

経歴
歩兵第38連隊付、参謀本部員となり中国情報を担当。大正14年近衛師団歩兵第2連隊大隊長、昭和3年第6師団司令部付、4年天津駐屯歩兵隊長、7年参謀本部支那課長、9年支那駐屯軍参謀長となり、梅津・何応欽協定に尽力。12年歩兵第28旅団長、13年張家口特務機関長としてモンゴル工作に従事。14年興亜院蒙古連絡部長官。中将に進み、16年第23軍司令官、18年予備役。敗戦後の21年戦犯として南京で処刑された。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「酒井隆」の解説

酒井隆 さかい-たかし

1887-1946 明治-昭和時代前期の軍人
明治20年10月18日生まれ。参謀本部で中国情報を担当。昭和9年支那駐屯軍参謀長となり,国民党機関の河北省撤退を要求。14年陸軍中将。16年第二十三軍司令官,太平洋戦争開戦時には香港攻略戦を指揮した。昭和21年9月13日戦犯として南京で刑死。60歳。広島県出身。陸軍大学校卒。旧姓二宮

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「酒井隆」の解説

酒井 隆 (さかい たかし)

生年月日:1887年10月18日
大正時代;昭和時代の陸軍軍人。中将
1946年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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