酒呑ジュリンナ遺跡(読み)しやちのみじゆりんないせき

日本歴史地名大系 「酒呑ジュリンナ遺跡」の解説

酒呑ジュリンナ遺跡
しやちのみじゆりんないせき

[現在地名]豊田市幸海町 ジュリンナ

足助あすけから岡崎に至る七里しちり街道沿いの右、山寄り畑地にあり、岡崎市の東北約一六キロ。矢作川の支流ともえ川の中流域の左岸に位置し、標高一二〇メートル。遺跡は昭和四一年(一九六六)、同四三年の二回発掘調査され、縄文時代初頭の草創期から早期へかけての文化層が確認され、草創期の同一層位から隆起線文土器、爪形文土器と部分磨製石斧・木葉形尖頭器・有茎尖頭器・石鏃・矢柄研磨器などが出土した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 推移

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む