酒波神社(読み)さかなみじんじや

日本歴史地名大系 「酒波神社」の解説

酒波神社
さかなみじんじや

[現在地名]瑞浪市日吉町 南垣戸

なか街道に南面した山腹、旧日吉ひよし郷の中心地にある。祭神は建御名方富命・八坂刀売命・酒波大神・応神天皇・神功皇后創建の時期は不明。旧郷社。近世末までは八幡社とよばれ、明治初年酒波神社と改称した。美濃国神名帳の土岐郡のうち「正一位酒波さかなみ大神」に比定される。社伝では源三位頼政により創建されたという。永禄元年(一五五八)九月九日夜火災により社殿・神宝をことごとく焼失、翌二年西尾宮千代丸等の寄進により社殿が再建された(当社蔵永禄二年四月初日社殿再興棟札など)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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