酒米(読み)シュマイ

デジタル大辞泉 「酒米」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐まい【酒米】

酒造用に作った米。山田錦など。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「酒米」の意味・読み・例文・類語

さか‐ごめ【酒米】

  1. 〘 名詞 〙 酒を醸造するのに用いる米。
    1. [初出の実例]「五十畝は酒米五十畝は飯米を種るぞ」(出典:寛永刊本蒙求抄(1529頃)九)

しゅ‐まい【酒米】

  1. 〘 名詞 〙さかまい(酒米)

さか‐まい【酒米】

  1. 〘 名詞 〙 清酒の醸造用に用いる良質の米。さかごめ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「酒米」の意味・わかりやすい解説

酒米
さかまい

酒造米ともいう。清酒の原料とする米。一般的にいうとデンプン質の含有量の多い軟質の粳米 (うるちまい) がいちばんよく,摂津米,播州米,備前米が優良銘柄で,外米では加州米,朝鮮米が適している。選択するには,大粒で淡褐色,ろう状の光沢があってやや未熟のものがよく,米粒の白い中心部の心白 (しんじろ) が多いものほど蛋白質が少くて優良といわれている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android