デジタル大辞泉 「酔興」の意味・読み・例文・類語 すい‐きょう【酔興/粋興】 [名・形動]1 「酔狂1」に同じ。「人間は何の―でこんな腐ったものを飲むのかわからないが」〈漱石・吾輩は猫である〉2 (酔興)酒に酔って楽しみ興じること。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「酔興」の意味・読み・例文・類語 すい‐きょう【酔興】 〘 名詞 〙① 酒に酔って楽しみ興ずること。[初出の実例]「マタ Suiqiǒ(スイキャウ)ヲ ホン ト シ、ラチ ヲ ハヅレタル ミダレガワシキ ミモチヲモッテ Baccho ト ユウ ホンゾンニ タムケ ヲ ナス コト アリ」(出典:信心録(ヒイデスの導師)(1592)一)② ( 形動 ) =すいきょう(酔狂)②[初出の実例]「一人なりともやっつけたはわしが酔興(スヰキョウ)」(出典:歌舞伎・傾情吾嬬鑑(1788)五立)「人間は何の酔興でこんな腐ったものを飲むのかわからないが」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉一一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例