酔飽(読み)スイホウ

デジタル大辞泉 「酔飽」の意味・読み・例文・類語

すい‐ほう〔‐ハウ〕【酔飽】

[名](スル)《「すいぼう」とも》酒に酔い、飽きるほど食うこと。
二階座敷に―してぐっすり寝込んでいたのが」〈魯庵社会百面相

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精選版 日本国語大辞典 「酔飽」の意味・読み・例文・類語

すい‐ほう‥ハウ【酔飽】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「すいぼう」とも ) 酒に酔い、あきるほど食べること。酔うことと十分に食べること。
    1. [初出の実例]「陪従輿已上二百許人、皆悉酔飽」(出典聖徳太子伝暦(917頃か)上)
    2. 「Suibǒ(スイバウ) スレバ ココロ キャウラン ス〈訳〉酒に酔うと心が乱れる」(出典:日葡辞書(1603‐04))
    3. [その他の文献]〔書経‐酒誥〕

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普及版 字通 「酔飽」の読み・字形・画数・意味

【酔飽】すいほう(はう)

たらふく飲食する。〔後漢書、方術下、左慈伝〕、乃ち爲に酒一升・脯(ほ)一斤を齎(もたら)し、手自ら斟(しんしやく)す。百官せざる(な)し。

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