日本大百科全書(ニッポニカ) 「酢豆」の意味・わかりやすい解説 酢豆すまめ 栃木県の郷土料理。鞍掛豆(くらかけまめ)といって、大豆よりすこし大きく中央に鞍をかけたような筋が通った豆か、ないときは青豆を用いる。豆は一晩水に浸しておき、ざるにあげて水けをよくきる。鍋(なべ)に湯を沸騰させ、この豆を入れてさっと煮る。酢2、しょうゆ1の割合で混ぜ合わせた中にこの豆を入れ、一晩そのままにしておく。ごく寒いころには3~4日つけてから用いる。豆はさっと煮て独特の臭みを除く程度にして、煮すぎないこと。[多田鉄之助] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
日本の郷土料理がわかる辞典 「酢豆」の解説 すまめ【酢豆】 新潟の郷土料理で、ゆでた青大豆を酢・しょうゆなどで作った調味液に漬け込んだもの。地域によってはかずのこやにんじんなどをいっしょに漬ける。主に正月料理として作られてきた。 出典 講談社日本の郷土料理がわかる辞典について 情報 Sponserd by