釈褐(読み)セッカツ

デジタル大辞泉 「釈褐」の意味・読み・例文・類語

せっ‐かつ〔セキ‐〕【釈褐】

身分の卑しい者の着る衣服である褐を脱ぎ捨てて君子の前に出る意から》野にあった人が初めて仕官すること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「釈褐」の読み・字形・画数・意味

【釈褐】しやくかつ

褐服をぬいで官服をつけ、役人となる。漢・揚雄〔解〕夫(そ)れ上世の士、或いはを解かれて相となり(管仲)、或いはを釋(と)いて傅(ふ)たり(殷の武丁に見出されて三公となった傅説(ふえつ))。

字通「釈」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android