野叟独語(読み)やそうどくご

改訂新版 世界大百科事典 「野叟独語」の意味・わかりやすい解説

野叟独語 (やそうどくご)

杉田玄白著。3巻。未刊写本。1807年(文化4)作。《形影夜話》と同趣向の,影法師と自分との問答形式の作。太平に慣れ,柔弱となった旗本奢侈に耽溺している諸大名に憤激し,その根本的是正策を考え,世相論評から進んで幕府政治に対する痛烈な批判を行い,外政に対する積極的手段を論じた書。江戸防備についても論じる。本書はその性質上筐底(きようてい)に秘められ公開されなかった。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 一男 片桐

新暦の 4月後半から 5月の,梅雨前に日本列島が大きな移動性高気圧に覆われたときの晴天。発現期間は短い。もともとは旧暦 5月が梅雨にあたることから,梅雨の晴れ間の意味で,梅雨晴れ(つゆばれ)とも呼ばれ...

五月晴れの用語解説を読む