野高(読み)ノダカ

デジタル大辞泉 「野高」の意味・読み・例文・類語

の‐だか【野高】

江戸時代秣場まぐさばあしかやなどの生育する原野を検地し、村高に編入したもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「野高」の意味・読み・例文・類語

の‐だか【野高】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代の租税色高(いろだか)一つ秣場(まぐさば)などの入会地や、葭・真菰・萱などが生じる野原を、その収穫額に応じて高を付し、これを村高(むらだか)に編入して課税するもの。〔地方凡例録(1794)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android