量的調査(読み)りょうてきちょうさ(その他表記)quantitative research

図書館情報学用語辞典 第5版 「量的調査」の解説

量的調査

研究対象の量的な側面に着目し,調査する手法.統計的社会調査とも呼ばれる.一般的に統計的・数学的な手法が用いられ,アンケートなどにより得られた回答を数値化し統計処理を行うことで仮説を検証する.調査結果が画一的であり対象を深く掘り下げることが難しいという問題があるものの,サンプル数が十分に多くかつ選定が適切であれば客観性があり,事象全体を把握することができる.統計的社会調査には郵送調査,留め置き調査,集合調査などがあるが,近年インターネットを用いたウェブ調査が増加しつつある.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む