金剛謹之助(読み)こんごうきんのすけ

精選版 日本国語大辞典 「金剛謹之助」の意味・読み・例文・類語

こんごう‐きんのすけ【金剛謹之助】

  1. 明治時代の代表的能楽師通称、直喜。京都出身。祖父野村三次郎に師事し、関西能楽界の巨星となる。有職故実に通じ、また、面、装束収集家としても知られる。嘉永七~大正一二年(一八五四‐一九二三

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新撰 芸能人物事典 明治~平成 「金剛謹之助」の解説

金剛 謹之助
コンゴウ キンノスケ


職業
能楽師(金剛流シテ方)

別名
通称=金剛 直喜,前名=金剛 扇之助

生年月日
安政1年 8月15日

出身地
京都

経歴
蜂須賀藩お抱えで家元より金剛姓を許された禎之助の長男。野村三治郎に謡曲を、石井一斎に大鼓を学び、7歳のとき光格天皇の御前で父の舟弁慶仕手役として義経を演じる。明治6年徳島藩に出仕、野村家断絶と共に金剛家を継ぐ。スケールの大きな芸風で、晩年は京都能楽界に重きをなした。

没年月日
大正12年 8月2日 (1923年)

家族
父=金剛 禎之助

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「金剛謹之助」の解説

金剛 謹之助
コンゴウ キンノスケ

江戸時代末期〜大正期の能楽師(金剛流シテ方)



生年
嘉永7年8月15日(1854年)

没年
大正12(1923)年8月2日

出身地
京都

別名
通称=金剛 直喜,前名=金剛 扇之助

経歴
蜂須賀藩お抱えで家元より金剛姓を許された禎之助の長男。野村三治郎に謡曲を、石井一斎に太鼓を学び、7歳のとき光格天皇の御前で父の舟弁慶仕手役として義経を演じる。明治6年徳島藩に出仕、野村家断絶と共に金剛家を継ぐ。スケールの大きな芸風で、晩年は京都能楽界に重きをなした。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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