金子國義(読み)かねこくによし

知恵蔵mini 「金子國義」の解説

金子國義

日本の画家。1936年7月23日生まれ、埼玉県出身。59年、日本大学芸術学部卒業。64年から油絵独学で描き始め、65年に知り合った澁澤龍彦の勧めで、67年東京・銀座画廊個展「花咲く乙女たち」を開き、画家としての活動を本格化させた。その後、映画の美術小説挿絵、本の装幀などで活躍。版画集『不思議の国のアリス』を始めとしたアリスの版画集や澁澤龍彦の小説の挿絵などで広く一般に知られている。2015年3月17日、心不全のため東京の自宅で死去。享年78。

(2015-3-20)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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