事典 日本の地域ブランド・名産品 「金山漆ろうそく」の解説
金山漆ろうそく[祭礼・和楽器]
かねやまうるしろうそく
大沼郡金山町で製作されている。江戸時代、漆ろうそくは会津藩の財政を長く支えた特産品であった。金山町では、昭和の初期まで多数の農家がろうそくを生産していたが、需要の激減にともない1962(昭和37)年に技術が途絶えた。2001(平成13)年、昔からの用具の収集・復元を試み、4年間にわたる試行錯誤を経て、漆ろうそくが再現された。福島県伝統的工芸品。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報