金時鐘さん

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金時鐘さん

金時鐘キム・シジョンさん 1929年、日本統治下の釜山生まれ、済州島チェジュド育ち。戦後「4・3事件」に関わり、日本へ脱出。53年に在日の青年らの表現の場として詩誌「ヂンダレ」を創刊するが、自身の原稿在日本朝鮮人総連合会などから批判される。70年に第3詩集「新潟」を発表、在日の組織運動からも離れ、旺盛な執筆活動を再開させた。「失くした季節」で高見順賞、「朝鮮と日本に生きる」で大仏次郎賞を受けた。

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