金毘羅堂(読み)こんぴらどう

日本歴史地名大系 「金毘羅堂」の解説

金毘羅堂
こんぴらどう

[現在地名]長岡市上前島町

木喰行道作の秩父三十四所観音像・自刻像・金毘羅大権現像など三六体を安置する。木喰は八六歳の文化元年(一八〇四)七月、白鳥しろとり宝生ほうしよう寺での彫像を終えてから上前島かみまえじまの青柳家を訪れ、うら(現三島郡越路町)から運んだ銀杏大木で八月一五日までの約一ヵ月間にこれらの尊像を彫刻した。かつては村の子供たちが浄土じようど川で水浴びをする際、浮き代りにしたため、表面が著しく磨滅している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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