尊像(読み)そんぞう

精選版 日本国語大辞典 「尊像」の意味・読み・例文・類語

そん‐ぞう ‥ザウ【尊像】

〘名〙
神仏や高貴の人の姿をうつした像。また、他人の像を敬っていう語。
家伝(760頃)下「遂使无上尊像永蒙塵埃
太平記(14C後)二六「尊像(ソンサウ)錦帳の中に鎖されて」 〔元好問‐二月十五日鶴詩〕
② 姿、形を敬っていう語。
撰集抄(1250頃)七「鹿のすがたを現じて射られ、後にはそんさうをあらはし、罪業のわれらをして、堅固信心を催さしめ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「尊像」の意味・読み・例文・類語

そん‐ぞう〔‐ザウ〕【尊像】

神仏や身分の高い人の姿をうつした像。また、他人の像を敬っていう語。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「尊像」の読み・字形・画数・意味

【尊像】そんぞう

お姿。

字通「尊」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android