金毬(読み)きんきゅう

精選版 日本国語大辞典 「金毬」の意味・読み・例文・類語

きん‐きゅう‥キウ【金毬】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 中古武家で行なわれた打毬(だきゅう)の遊びで、予定数の毬(まり)を早く、毬門に投げ入れた組に与えられる金色の毬。あげだま。
  3. 月の異称
    1. [初出の実例]「田子の浦浪、金毬を趯(まとは)して催る」(出典:浮世草子・近代艷隠者(1686)四)
  4. 植物だいだい(橙)」の古名。〔薬品手引草(1778)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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