金牛山(読み)きんぎゅうさん(その他表記)Jinniushan

改訂新版 世界大百科事典 「金牛山」の意味・わかりやすい解説

金牛山 (きんぎゅうさん)
Jinniushan

中国遼寧省営口の金牛山という石灰岩の山にある中期更新世の洞窟遺跡。1984年に個体骨格化石が発見され,金牛山人と呼ばれている。年代はウラン系列法で約28万年前と推定されている。脳頭蓋は大きく,頭蓋腔容積(脳容積より10%ほど大きい)は1390mlに達する。脳頭蓋は長く,眼窩上隆起や後頭隆起が発達しているが,頭蓋底と側頭部の幅はほぼ等しく,旧人の特徴に一致する。骨盤は頑丈で,幅広く,アフリカ原人ヨーロッパ旧人と似ている。また,恥骨は長く,ホモ・ネアンデルタレンシスとも似ているが,系統的関係はないと考えられる。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 馬場

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む