金虎尾科(読み)きんとらのおか

  • きんとらのおか キンとらのをクヮ

精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 双子葉植物の科名。六〇属八〇〇余種知られ、ほとんどすべてが南米の熱帯に生育する低木。普通、つる性で熱帯降雨林内の独特な景観を代表する。葉は通常、対生で托葉(たくよう)があり、花は両性、左右相称、総状花序をなす。萼(がく)は瓦(かわら)状で五裂し、しばしば基部に蜜腺を持つ。花弁は五個、基部は爪状で瓦のように重なり合う。雄蕊は一〇個。時には五個ずつ基部で合着し、環状に子房を囲む。子房は上位で三室、各室に一個の卵子がある。果実は普通、三個の分離果だが、うち一個がしばしば不稔のため二個に見える。ときには果実に翼があり、カエデのそれに似る。日本には自生種がなく、中米原産のキントラノオが観賞用に栽培されている。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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