日本歴史地名大系 「金躰寺」の解説 金躰寺こんたいじ 奈良県:奈良市奈良町十輪院町金躰寺[現在地名]奈良市十輪院町十輪(じゆうりん)院の南に所在。道昭山と号し、浄土宗。本尊阿弥陀如来立像。もと元興(がんごう)寺(現奈良市)の別院で南光(なんこう)院といい、道昭律師の開基になり、天正七年(一五七九)に浄土宗に改宗したという(奈良坊目拙解)。「大乗院寺社雑事記」長禄四年(一四六〇)閏九月二六日条にみえる正長元年(一四二八)の領内間別銭事に「南光院十二間二尺」がみえる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by