精選版 日本国語大辞典の解説
〘名〙
① 金で飾った鏡。
※篁園全集(1844)一・己卯中秋月蝕「初疑魏殿懸二金鏡一、忽惜斉椎砕二玉環一」 〔晉書‐赫連勃勃載記〕
② 月の異称。
※菅家文草(900頃)一・月夜見梅花「可レ憐金鏡転、庭上玉房馨」 〔李華‐海上生明月詩〕
③ すぐれた道徳。明らかな道。
※性霊集‐四(835頃)進悉曇等書表「玉燭調和、金鏡照耀」 〔劉峻‐広絶交論〕
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