金魚本多(読み)きんぎょほんだ

精選版 日本国語大辞典 「金魚本多」の意味・読み・例文・類語

きんぎょ‐ほんだ【金魚本多】

  1. 〘 名詞 〙 男髷(おとこまげ)一種江戸時代武家若者または富豪子息などの間に流行した髷で、根をあげ、髷頭(まげがしら)を少しそり加減にしたもの。金魚髷金魚
    1. 金魚本多〈当世風俗通〉
      金魚本多〈当世風俗通〉
    2. [初出の実例]「京はかたの帯をしめ、いかぬ木刀をさし、ひたいを大きくぬきあげ髪はきんぎょ本田にゆひ」(出典:洒落本・両国栞(1771))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android