金龍(読み)きんりょう

精選版 日本国語大辞典 「金龍」の意味・読み・例文・類語

きん‐りょう【金龍】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙
    1. 金色の龍。また、月光を反射してきらめく川面などをたとえていう。
      1. [初出の実例]「金龍(キンレウ)に駕して、大井河の畔に逍遙しおはします」(出典太平記(14C後)二四)
      2. [その他の文献]〔景徳伝燈録‐一〕
    2. 転じて、太陽。日。⇔玉兎
      1. [初出の実例]「はくうんふかき所きんれうをどる」(出典:車屋本謡曲・放下僧(1464頃))
  2. [ 2 ]きんりゅう(金龍)[ 二 ]

きん‐りゅう【金龍】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙きんりょう(金龍)[ 一 ]
  2. [ 2 ] 江戸時代浅草の待乳(まつち)山聖天宮をさす語。
    1. [初出の実例]「金龍開閣誰家宴、玉女凌波何処遊」(出典:南郭先生文集‐二編(1737)四・遊牛頭寺)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む