デジタル大辞泉 「釜中」の意味・読み・例文・類語 ふ‐ちゅう【▽釜中】 かまの中。「相手が―の章魚たこ同然手も足も出せないのだから」〈漱石・吾輩は猫である〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「釜中」の意味・読み・例文・類語 ふ‐ちゅう【釜中】 〘 名詞 〙 かまの中。[初出の実例]「釜中の熱湯湧上て」(出典:地蔵菩薩霊験記(16C後)三)[その他の文献]〔漢書‐楚元王伝〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「釜中」の読み・字形・画数・意味 【釜中】ふちゆう かまの中。〔後漢書、独行、伝〕を以ての長と爲す。~黨人の禁錮にひ、~乃ち室を結びて居る。止(を)る單陋、時に粮粒(らうりふ)盡くることるも、窮居自たり。~閭里之れを歌ひて曰く、~釜中に魚を生ず、と。字通「釜」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報