日本歴史地名大系 「釜渡戸村」の解説 釜渡戸村かまのはたむら 山形県:南陽市釜渡戸村[現在地名]南陽市釜渡戸白鷹(しらたか)山中の標高四〇〇メートルの小盆地に位置する山村で、中山(なかやま)村(現上山市)に属していた。釜ノ端とも書く。元中山(もとなかやま)村とは標高四一八メートルの峠が境になっている。大坂落城の際、豊臣氏の残党が土着したという伝説があり、また村中央の小丘の観音堂にはマリア観音と思われる石地蔵があり、村人は養蚕の神として祀っていた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by