釜生村(読み)かもうむら

日本歴史地名大系 「釜生村」の解説

釜生村
かもうむら

[現在地名]君津市釜生

滝原たきはら村の東に位置し、集落小櫃おびつ川を挟み左右両岸に展開する。右岸の集落は同村と東の蔵玉くらだま村へ通じる道に沿い、左岸の集落からは同川を徒歩渡りで両村へ通行する。文禄三年(一五九四)の上総国村高帳に村名がみえ、高五三石余。元禄郷帳では高四三石余。村高の減少は、文禄の村高帳にみえない滝原村が元禄郷帳では高一七石余と記されることと関連するか。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android