精選版 日本国語大辞典 「釣り枝」の意味・読み・例文・類語 つり‐えだ【釣枝・吊枝】 〘 名詞 〙 歌舞伎の大道具の一つ。松・桜・梅の造り物を日覆(ひおおい)から舞台上方、横に一列につり下げたもの。花盛りや山中の樹木の茂りを表わす。つりわく。[初出の実例]「本舞台一面廻廊の道具幕、紅白梅の釣枝(ツリエダ)」(出典:歌舞伎・暫(1714)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例